80ヤードのアプローチは、スコアメイクに直結する重要なショットです。しかし、距離感やクラブ選びに悩むゴルファーも多いでしょう。この記事では、80ヤードを確実に寄せるための打ち方のポイントや、状況に応じたクラブ選択のコツを分かりやすく解説します。
80ヤードのアプローチでは、スリークォーターショットで打つのが基本です。フルスイングよりも振り幅を抑え、時計の12時から9時までのイメージでスイングします。
失敗の多くは、振り幅が曖昧になり飛び過ぎてしまうことや、フルショットのクセが抜けずに力みが出ることです。スリークォーターショットでは、フィニッシュを9時で止める意識を持ち、スイングスピードは一定に保つよう意識しましょう。振り幅をしっかりと決めておくことで、距離感が安定しミスを減らせます。
80ヤードのアプローチで重要なポイントのひとつが「フルショットしない」ことです。フルショットをするとミスが出やすく、距離のばらつきも大きくなります。アプローチは飛距離を必要としないため、振り幅やグリップの位置を調整して距離をコントロールしましょう。特に振り幅は「肩から肩」を意識し、スイングスピードや力加減はフルショットと同じ感覚で振るのがポイントです。スイングスピードを落とすとダフリやトップの原因になるため、振り幅で距離を調整することが安定したショットにつながります。
グリップの位置も重要です。飛距離を抑えるためには、普段よりグリップを短く持つことをおすすめします。短く持つことでスイングの弧が小さくなり、自然と飛距離が落ち着くからです。また、グリップを短くすることでコントロール性が高まり、ミスショットも減少します。スイングの強弱で距離を調整するのは安定しにくいため、グリップ位置の工夫が安定したアプローチにつながります。
80ヤードのアプローチでは、スタンス幅を通常のショットよりも狭くすることがポイントです。スタンスを広くすると体重移動が大きくなり、スイング軸がブレやすくなりますが、狭めることで体の軸が安定し、コンパクトなスイングがしやすくなります。特にアプローチでは飛距離よりも方向性と安定感が重要なため、肩幅よりやや狭いスタンスがおすすめです。体重は土踏まずに乗せ、バランスを意識することでミスショットを減らせます。
ダフリ防止と安定したインパクトのためには、フェースを返すことも重要です。特にバウンスが大きいウェッジは地面に刺さりやすく、ダフリの原因となりますが、フェースをしっかり返すことでソールが滑りやすくなり、ミスを防げます。クラブを握る際は両手の親指・人差し指・中指の6本を意識して使いましょう。自然にフェースターンができるようになります。フェースを返すことで、スムーズな抜けと安定した距離感が得られ、グリーンオンの確率が高まります。
80ヤードのアプローチにおいて距離とコントロールのバランスを取りやすくするのが9番アイアンです。ロフト角が大きく、自然にボールが上がりやすいため、グリーンをしっかり狙いたい場面に適しています。また、振り幅を調整することで飛距離を抑えやすく、ミスも少なくなります。特に初心者や安定したショットを求める方にとって、9番アイアンは非常に使いやすいクラブです。
ピッチングウェッジはロフト角が44~47度程度で、80ヤード前後のアプローチに適したクラブです。弾道が低めでランが出やすいため、ピンを狙ったアプローチやランニングアプローチに適しています。また、振り幅を調整することで飛距離をコントロールしやすく、初心者にも扱いやすいのが特徴。ピッチングウェッジはウェッジの中でも使用頻度が高く、安定したショットを打ちたい場面で頼れるクラブです。
アプローチウェッジはロフト角が50~54度程度で、80ヤード前後のアプローチに適しています。ピッチングウェッジよりも高い弾道でボールを上げやすく、グリーン上でしっかり止めたい場面に最適です。また、スリークォーターショットで振ることで飛距離と高さのコントロールがしやすく、ミスも減らせます。グリーン周りでの寄せや、中距離のアプローチで安定した結果を出したい場合に、アプローチウェッジは頼れるクラブです。
サンドウェッジはロフト角が54~58度と大きく、ボールを高く上げやすいのが特徴です。80ヤード前後のアプローチでは、特にグリーンにしっかり止めたい場面や、バンカーやラフなど難しいライからのショットに適しています。バンス角が大きいため地面に刺さりにくいです。飛距離は一般的に80ヤード以内が目安。繊細なコントロールが求められるアプローチに適したクラブです。
ゴルフの悩みは人によってさまざま、初心者から上級者まで上達しても尽きることがありません。
以下のページでは、それぞれの悩みを持ったゴルフ上達志願者達が、実際にゴルフスクールに通って得た体験記をまとめています!
ゴルフスクールで本当に上達するのか、迷っている方はぜひ読んでください。
80ヤードのアプローチでは、スリークォーターショットを基本に、フルショットを避けて振り幅やグリップ位置、スタンス幅を調整することが大切です。クラブは9番アイアン、ピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジなどが適しており、状況や狙いに応じて選ぶことで安定したショットと距離感が得られます。
ポイントを意識しても独学ではコツをつかむまで時間がかかります。最終的には独学ではなくプロの指導を受けることがゴルフ上達の近道です。プロに指導を受けられるおすすめのスクールをまとめました。ぜひ参考にしてください。
「完全個室のマンツーマン」で、納得できる根拠を用いた「レッスン内容」を提供している質の高いゴルフスクール3つを厳選。それぞれ、「スイング」「保証」「仲間」といった特徴があるので、自分が求めるプラスワンで選んでみてください。
独自開発した関節の動きまで可視化するカメラで、正面と横側から撮影。プロのスイングやデータと比較しながら、誰にでも分かりやすくスイングの改善点を解説。その後、1人1人に合わせた上達へのステッププランまで提案してくれます。
都内7店舗
0円
1レッスンあたり
9,570円(10回)
コミットしなければ全額返金というライザップならではの保証制度で金額的にも安心。ただし、注意事項はきちんと確認しましょう。他に、レッスン時間外でもオンラインでアドバイスをもらえるので、充実した保証を求める人に向いています。
都内8店舗
55,000円
1レッスンあたり
23,925円(16回)
70代や80代までゴルフを楽しむためには、仲間と出会うことも重要です。マンツーマンレッスンでもスクール生同士のコンペや、交流ラウンドなどイベントを多数開催しているので、仲間が欲しい人にぴったり。
都内9店舗
33,000円
1レッスンあたり
17,967円(6回)
選定条件:東京都内に複数の店舗を持つゴルフスクール※1の中で、『完全個室×マンツーマン』かつ『科学的根拠に基づいたレッスン理論』でレッスンを受けられる3社をピックアップ。それぞれの特徴に特化して紹介しています。
●ゴルフテック:初回に悩みや目標のヒアリングを行い、スイング診断で解析・分析した問題点・改善点をもとにレッスンプランを作成してくれる。100切りに加えて、スコア90台から70台にアップした事例※2が唯一あるスクール。
●ライザップゴルフ:入会から30日以内であれば満足できないという理由で全額返金保証※3し、レッスン外のサポートまである唯一のスクール。
●ゴルフパフォーマンス:公式サイトでイベントや交流コンペの開催に触れ、コース貸し切りでティーチングを行う唯一のスクール。
※1ゴルフスクールガイド(https://school.golf-l.jp/)において、紹介されている東京都のゴルフスクールの中でも都内に2店舗以上あるゴルフスクール(2023年12月16日調査時点)
※2参照元:ゴルフテック公式サイト(https://golftec.golfdigest.co.jp/voice/successful_case/score_update/)
※3契約したコースの初回利用日から30日間。来店対応のみで電話、メールでは不可。またこの保証制度を利用した場合、再入会も不可。